会社生活を駆け抜け(た)日々

55歳でひとまず会社生活に区切りを付けたその後の日々

人生でいちばんク〇だった頃

こんにちは、curiosです。


過程はどうであれ、若い頃から抱いていた『セミリタイヤ』という夢が叶いつつあります。


私がいちばんキツかったのは、30~34歳あたりの、派遣社員で過ごしていた幾年かです。


その頃は、本当に、宝くじでこの現状を打開してやるんだ、という気持ちが強く、ジャンボ宝くじが発売されると、真っ先に購入していたものでした。いま考えれば、そのお金を投資に回していた方が、明らかにセミリタイヤへの近道でしたが、若い頃は気付くべくもありませんでした。


若い頃は、とにかく近道をしたがるものです。また若さ故の欲望もあるので、お金に対する姿勢も貪欲です。いい服を着て、流行りのクルマも手に入れて、それでいいとこを見せて婚活をする、まだ私にもそんな欲がありました。


派遣先は主に工場でしたが、本当に憂鬱でした。正社員は自分の立場をしっかりと誇示し、また派遣社員も様々な派遣会社から来ているので、めいめいが主導権を握ろうとします。派遣というのは会社のなかで、無法地帯のようなものになっていると思います。


また三交替制で、夜勤もありました。まだ若かったから対応出来たものの、いまだったら音を上げていると思います。職場の空気が良好なら苦にもならなかったと思うのですが、そのような駆け引きのなかでの勤務は堪えます。あの頃は私の人生のなかでも三本の指に入るク〇な時代でした。


いまだったら薄っすらと見える人生の着地点のようなものも、まだ見えていません。これから自分はどうなるんだろう、という不安を抱えながらの日々でした。


いまはまた別の不安(退職するための会社とのやり取り)に苛まれていますが、あの頃よりはまし、と自分に言い聞かせて立ち向かって行きたいと思います。

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