会社生活を駆け抜け(た)日々

山に釣りに、リタイヤ後の人生を謳歌する日々です

ニワトリの死

先日飼っていたニワトリの、2匹目が死にました。


1匹目は4月の初旬、2匹目は5月と、立て続けに逝ってしまった感じです。


2匹はとても仲が良く、恐らく1匹目が死んでしまったことで、相当堪えたんだと思います。そのため生きる気力というものを失ってしまったのではないか、と思われます。


飼っていた年月は3年半ほど。ウチに来た時が生後6ヵ月だったので、4歳で死んだことになります。


毎日卵を産んでくれ、とてもいい自家製卵を供給し続けてくれました。


死に際は、1匹目はうずくまったままの自然死で、2匹目は引きつけのような症状を起こしてその後死にました。


2匹目のときは朝からとても苦しそうで、引きつけを起こすたびに胃液のようなものを吐きました。


辛そうなので、鎮痛剤をお湯に溶かし、注射器で上げようと思い、作って持って行ったら、もう死んでいました。


ニワトリの死はとても潔いです。


人間のように、老衰してから誰彼呼びつけて世話をさせたり、悪態を突いたり、そんなしちめんどくさいことにはなりません。


死んだ後も、庭に穴を掘って埋めるだけです。


親戚知人一同をバカデカいお堂に集め、ありがたいお経を唱えて神妙な気持ちにさせ、故人の生前を厳粛なものに仕立て上げる、そんな手続きも必要ありません。


ニワトリのように逝きたい、と思いました。

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