会社生活を駆け抜け(た)日々

55歳でひとまず会社生活に区切りを付けたその後の日々

塔ノ岳 2024.4.23(Tue)

今日は神奈川の表丹沢でいちばん人気の『塔ノ岳』に登って来ました。


次に登りたい山として、静岡県富士宮市の『毛無山』を考えていたのですが、こちらは登山道が急登で、1000mを2kmの行程で登るというハイピッチさが、ちょっといまの自分にとってしんどいんじゃないかと思い、まずこちらで身体を作って行こうと思いました。『毛無山』にはその後に登る予定です。



5:30に登山口手前の駐車場に着き、そこから歩き始めます。塔ノ岳までは6.4kmとの表示があります。



ほかの山に登った時も思ったのですが、ここ神奈川の山は登山道がとてもよく整備されています。このような木の階段がずっと続き、登山者の足の負荷を軽減してくれます。実際、ほかの区域の山に登ったときは、崩れているような箇所があり、ズルッと滑ってしまったことがすくなからずありました。



今日はガスが立ち込め、眺望はいまひとつです。ですが天然のミストのようで涼しく、却って登山には気持ちいい気候でした。それにあまり天気がいいと人出が多くなり、静かな場所を好む自分にとっては負担が多くなります。



ところどころ、このような標識が立っており、自分がいまどのあたりにいるのか把握しやすかったです。あと1.8km、と思いましたが、ここからの登りはなかなかでした。



そして8:40、塔ノ岳山頂に到達しました。山頂はガスで眺望が無かったのですが、そんなの自分にとってはさもないことです。



これは山小屋の『尊仏山荘』です。ここにジュースなどの物資を運んでくるおじいさんと遭遇したのですが、毎日ジュースや水などの重い荷物を背負ってひたすら歩いて来るそうです。その足腰の強靭さには舌を巻きます。


40分ほど休憩して、下山します。



これは展望台からの眺めです。秦野の街が眼下に広がっています。



そして12:00ちょうど、クルマを停めてある駐車場に到着しました。上り3時間10分、下り2時間30分の行程でした。


無事戻って来ることが出来、ホッとしています。ここ数年丹沢は登山ブームで事故も多く、低山ということでナメて掛かっている登山者も多いようです。そのため登山道のあちこちに、緊急連絡用の看板が設置してありました。


たとえ低山でも、丹沢と名の付く山を甘く見てはいけません。

コンビニの方向転換

物価が上がり、可処分所得も上がらないということで、大多数の人は食料品など安いものを求めてディスカウントストアに流れて行っていると思います。


私も例によって、ドラッグストア、地元のディスカウントスーパーなど、最安値の商品を求めて彷徨っているような状態です。自分の拘りを持っているものに関してはそれなりの出費を惜しみませんが、それ以外のものに関しては、1円でも安いもの、お買い得になっているものを率先して買っています。


そんななかで、コンビニエンスストアの存在感というのは、かなり希薄になっていると言わざるを得ません。


道沿いにあって、手軽に寄れる。美味しいスイーツや、お弁当などが並んでいて、思わず手に取ってしまう。


これがコンビニの魅力だったと思いますが、それらを上回るペースで物価高が進行しているのです。


実質、地元のコンビニを見ても、客足が減っている、というのを実感せざるを得ません。


私の家の近所には、以前売り上げ日本一になったセブンがあるのですが、以前の活況からは程遠いです。


これはあきらかにコンビニの売り上げが落ちて来ている、ということだと思うのですが、不思議とどこも報道しませんね。なにか報道に規制が掛かっている、ということでしょうか?


と、思ったら、こんな記事が上がっていました。



どうやら客足の低下に危機感を抱いたセブン本社が、消費期限間近の商品を値引きすることを公式に認めたようです。


これについてはかなり『今更感』が強いですね。業界でも強気の価格設定を貫いて来たセブンが、素直に負けを認めたくないが為の詭弁、に過ぎないような気がします。


いままでフランチャイズのオーナーが、値引きをして販売して来たのを、経営方針に反するなどとして禁止して来た経緯などもあります。廃棄によるロスを軽減するというのなら、その時点でオーナーの意見に賛同して、積極的に進めるべきだったと思うのですが、如何でしょう?


今回のニュースは、それらのゴタゴタをオブラートに包んでエコという言葉で言い包めただけのもののように思えます。報道する側が忖度しまくりなのが、逆に滑稽過ぎて笑ってしまいます。

Maybe Next Year On The Mistletoe

私は王道のポップスより、ちょっとハズした感じのする歌が好きです。



Freezepop - Maybe Next Year On The Mistletoe


アメリカのエレクトリックバンドのフリーズポップ(Freezepop)の曲は、ちょっと毒気があるものが多いのですが、風刺が効いていて私は好きです。


この曲は、コロナが猛威を振るっている2020年末に出されました。アメリカやヨーロッパでは感染による死者数もうなぎ登りで、クリスマスを祝うような雰囲気ではなかったと思います。


タイトルの、Maybe Next Year On The Mistletoeというフレーズは、きっと来年はヤドリギ(Mistletoe)の元で、という意味です。恋人同士がクリスマスに、ヤドリギの下で集ったら、キスをしてもいいという暗黙の了解があるそうです。


ヨーロッパでは古来よりヤドリギは神聖な力を持つと言われ、崇められて来ました。ヤドリギの束を玄関に飾ったり、魔除けに使われたりして来たそうです。


コロナ禍の折、こういったユーモアのセンスを発揮して、世のなかに笑いを届けようとする姿勢は好きですね。聞いていて明るい気持ちになれます。


それにしても、こんなにいい曲なのに、1万回再生も行っていないというのは不思議ですね。不当に評価が低いような気がします。


あの気取っているだけの宇〇〇ヒ〇ルなんかより、よっぽど魅力的だと思うのですが。