会社生活を駆け抜け(た)日々

55歳でひとまず会社生活に区切りを付けたその後の日々

コンビニの方向転換

物価が上がり、可処分所得も上がらないということで、大多数の人は食料品など安いものを求めてディスカウントストアに流れて行っていると思います。


私も例によって、ドラッグストア、地元のディスカウントスーパーなど、最安値の商品を求めて彷徨っているような状態です。自分の拘りを持っているものに関してはそれなりの出費を惜しみませんが、それ以外のものに関しては、1円でも安いもの、お買い得になっているものを率先して買っています。


そんななかで、コンビニエンスストアの存在感というのは、かなり希薄になっていると言わざるを得ません。


道沿いにあって、手軽に寄れる。美味しいスイーツや、お弁当などが並んでいて、思わず手に取ってしまう。


これがコンビニの魅力だったと思いますが、それらを上回るペースで物価高が進行しているのです。


実質、地元のコンビニを見ても、客足が減っている、というのを実感せざるを得ません。


私の家の近所には、以前売り上げ日本一になったセブンがあるのですが、以前の活況からは程遠いです。


これはあきらかにコンビニの売り上げが落ちて来ている、ということだと思うのですが、不思議とどこも報道しませんね。なにか報道に規制が掛かっている、ということでしょうか?


と、思ったら、こんな記事が上がっていました。



どうやら客足の低下に危機感を抱いたセブン本社が、消費期限間近の商品を値引きすることを公式に認めたようです。


これについてはかなり『今更感』が強いですね。業界でも強気の価格設定を貫いて来たセブンが、素直に負けを認めたくないが為の詭弁、に過ぎないような気がします。


いままでフランチャイズのオーナーが、値引きをして販売して来たのを、経営方針に反するなどとして禁止して来た経緯などもあります。廃棄によるロスを軽減するというのなら、その時点でオーナーの意見に賛同して、積極的に進めるべきだったと思うのですが、如何でしょう?


今回のニュースは、それらのゴタゴタをオブラートに包んでエコという言葉で言い包めただけのもののように思えます。報道する側が忖度しまくりなのが、逆に滑稽過ぎて笑ってしまいます。

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