雑草で酔う
先日ブックオフでたまたま見つけたこの本、買ってみました。
著者はストレスが人より溜まりやすい性格で、そのせいで社会からドロップアウトせざるを得ず、軽トラで車上生活をしながら様々な雑草をタバコ変わりに吸っていたんだとか。
・・・じつは私も、似たようなものがないか探し回っていたことがあります。
この社会の辛さに辟易して、もしかしたら山奥に、そのような効用を持つ野草があるんじゃないかと、色々考えたりしていました。
私の場合はタバコ変わりにするのではなく、ただ単に燃やしてその煙を吸うという感じでしたが。
いまの日本では大〇の使用は犯罪となります。私のなかでは元々自生していた植物なのに?という思いがあります。
こんなに辛い世のなかで、一般庶民の慰みともいえるものを残して置いてくれる余地はないのか?どんどん社会的格差が拡がって行くなかで、それを忘れさせてくれるものが絶対に必要だと思います。
お酒は結局大企業の寡占だし、タバコは国(JT)の独占です。大企業と国が庶民のなけなしのお金を薄笑いを浮かべてぶんどっているという構図です。
それならそういったものが介在しないものを見付けてやろうじゃないか、という衝動が生まれたっておかしくありません。この著者も私も、そういった衝動に突き動かされていると思います。
そのような効用を持つ草、じつは結構あるみたいです。ですがやはり後々の副作用みたいなものがあるので、そういうものも含めて向き合って行く必要があると思います。