会社生活を駆け抜け(た)日々

55歳でひとまず会社生活に区切りを付けたその後の日々

レイ・リオッタ

自分が好きだったアメリカの俳優のレイ・リオッタが、昨年5月に亡くなっていたのを、最近まで知りませんでした。



アメリカンマフィアの実態を描いたヒット作『グッドフェローズ』から、羊たちの沈黙の続編『ハンニバル』まで、個性的な風貌を生かした役柄で、目を離すことが出来ない存在でした。


自分のお気に入りは『ザ・プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ』で、悪徳警官を演じるレイ・リオッタは、まさにハマり役でした。自分たちの悪行をバラそうとする若い警官のブラッドリー・クーパーを、その独特の眼差しで追い詰めて行くシーン(上の画像)、まさに彼の真骨頂でしたね。


その逸話として、たまたまそこにいただけなのに近くの赤ん坊が泣き出したとか、独特の風貌から生まれた話は如何にも、と思います。ご本人は気さくなナイスガイとのことですので、その場に居合わせた際の困惑振りを想像すると、気の毒ですがすこし笑ってしまいます。


強烈な存在感と独特のユーモアを内在させることが出来た彼のご冥福を、心よりお祈りします。

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