会社生活を駆け抜け(た)日々

55歳でひとまず会社生活に区切りを付けたその後の日々

反面教師として見るべき件

アカデミー賞で、助演男優賞を受賞したロバート・ダウニーJr.がプレゼンテーターのアジア系俳優を、まるで空気のように扱ったことが問題になっています。



他にも主演女優賞のエマ・ストーンも同様のことをしたとか。


このロバート・ダウニーJr.、代表作はアイアンマンシリーズだと思いますが、この人の顔は何故か好きになれませんでした。


映画の方も多分1作目だけ見て、それ以降はあまり見ていないと思います。ストーリー的にも、元から大富豪で、テロに遭って正義感に目覚める、というのがなんだか共感出来ませんでした。



いちばんの疑念は、この『我が強そう』な顔でした。この顔が事ある毎にアップになるので、見るに堪えない、という感じでした。これで自分ではイケてると思っているのでしょうか?


この人には元からなにか不穏なものを感じていたので、今回のようなことが起きてもまったく違和感がありません。その不遜な態度は、まさに南米かどこかの国で、麻薬産業でのし上がって来た組織の若頭、という感じです。


しかしアカデミー賞はウィル・スミスの殴打事件といい、トラブル続きですね。ハリウッド映画は嫌いではありませんが、内側はドロドロという感じです。実際、ハリウッドスターや映画関係者は、大麻やコカインなどに汚染されていると聞きます。そんな世界では、もう一般的な良識や概念は通用しなくなっているのでしょう。


このロバート・ダウニーJr.も、薬物依存で苦しい生活を送ったといいますが、その記憶はもう何処か遠くに吹き飛んでしまっているのでしょう。辛い目に遭ったことを憶えている人は、他人にもそんなことをしないはずですから。


アジア人差別というのは日本にいるとなかなかわからないことですが、ヨーロッパなどの西側諸国では普通にされていることです。向こうからすれば、アジア人などみんな黄色い猿と変わらないのです。


人種差別というのは、もの凄く根が深いのでなくなることはないと思います。大事なのはその姿を見て浅ましいと思うと同時に、自分たちはああはならないよう、反面教師とすることだと思います。

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