会社生活を駆け抜け(た)日々

55歳でひとまず会社生活に区切りを付けたその後の日々

青春の一ページ(高橋幸宏さん逝去)

こんにちは。



間違いなく私の思春期に多大な影響を及ぼしたミュージシャンの一人である高橋幸宏氏が逝去しました。


井上陽水やビートルズなど、後からその偉大さを知ったミュージシャンも多いのですが、思春期のいちばん多感な時期に、革新的なバンド(YMO)を引っ提げてデビューし、その動向をリアルタイムで追うことが出来たというのは、ちょっと言葉では言い表せないぐらいの経験でした。その頃夢中になってダビングして貰ったカセットを聴いていた気がします。


本当に、彼らがいまの音楽シーンに与えた影響は測り知れないと思います。意外と評価されていないですが、80年代以降のJ-POP、ヨーロッパのクラブ系の音楽は、彼らの活躍無くしてはいまのように発展していなかったんじゃないかと思います。


それほどなにかを変えてしまったバンドの一員であった高橋幸宏氏、個性の塊りのような他の二人に較べてあまり偉そうな雰囲気を発していなかったので見過ごされがちでしたが、ドラマーとしての才能も超一流で、デザイナーとしても活躍された、といえば、こちらも才能の塊りであった、ということが出来ると思います。


青春の一ページを飾ってくれた高橋幸宏氏に、改めて哀悼の意を表したいと思います。

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