ballet mecanique
昨年亡くなられた坂本龍一さんのソロアルバムに収められている『バレエ・メカニック』を、時々無性に聴きたくなります。
Ballet Mecanique - Sakamoto Ryuichi(Media Bahn Live)
(和訳)
見たことのないものを見せてよ
太陽を浴びてキラキラと光る川
地平線でそっと口づけする海と空のような
窓の向こうはいつも
灰色の空ばかり
君が鏡に映ったとき
見つけほしいんだ
僕の瞳を
…
誰か教えてよ
君がたやすく嘘をついてるように見えてしまうことを
なぜ笑顔は寂しい瞳を隠せないのかを
窓の向こうはいつも
灰色の空ばかり
君が鏡に映ったとき
見つけほしいんだ
僕の瞳を
…
わからないんだ
僕がいつも君を楽しませているのかを
それよりも、君は僕が必要とするすべてで
君で僕の命は完成するんだ
…
(僕にははじめと終わりがあるんだ
こうして長い間空をみてる
音楽 いつまでも続く音楽
踊っている僕を君は見ている)
・・・自閉症の少年が、窓の外をずっと眺めて夢想している、そんな光景が自然に沸き上がって来るような歌詞です。
セミリタイヤした私も、そんなに遠くない心境にいます(56のオヤジにしてはいささかロマンチック過ぎますが)。