会社生活を駆け抜け(た)日々

55歳でひとまず会社生活に区切りを付けたその後の日々

55歳でセミリタイヤは実質イージーゲーム

私は今年55歳になります。


現在カテゴリ参加しているセミリタイヤブログのなかでは、間違いなく年長組です。


セミリタイヤブログの一番のボリュームゾーンは40代だと思います。40代の方々は、現実的にセミリタイヤ出来るぐらいの資産を貯めることが可能で、定年までの残りもまだちょっと先という、セミリタイヤという選択が、取りやすい位置にいます。


30代となると、まだ先も長く、セミリタイヤ出来るほどの資産も充分には貯まっていないというのが多数派だと思います。また心情的にも、もうちょっと(仕事を)頑張ってみようか、と思える時期なので、セミリタイヤと仕事生活の間で、揺れ動いている方も多いと思います。なにしろ働いてさえいれば、固定収入は保証されるのですから。


対して50代といえば、あと残り数年で、定年というひとまずのゴールが見えて来る年代です。また30年近く働いて来て、貯蓄もそれなりにはあるでしょうし、会社員であれば、厚生年金を貰うことも出来ます。もっとも年金の受給開始時期までの繋ぎを考えなければいけませんが。


こう見ると、50代のセミリタイヤという選択には、不安要素があまりないことが挙げられると思います。私が55歳でセミリタイヤして、あと5年を凌げば、個人年金などの支給が始まり、それから5年すれば、本命の年金の支給が始まります。それまでの生活設計を組み立てればいいだけですから、貯蓄の切り崩しという行為をタブーにしなければ、本当にイージーゲームなわけです。


30代でセミリタイヤの方には、1000万貯めてそれでやって行く、という方が居られます。30代でそれを選択したので、その決意も強固なものに感じられます。日々の節約の仕方もとても徹底しています。また様々なポイントや、案件にも精通しており、うまくそれらを活用して日々の糧にしておられます。はっきり言って、『覚悟が違う』という感じです。


その覚悟の違いが、ブログの運営にも表れている、ということなんでしょう。私も読み物として面白いものを、ということは意識しているものの、彼らのセミリタイヤの追求度合いには敵いません。


50代のセミリタイヤというのは、物語的にあまり面白くないのかも知れません。

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