会社生活を駆け抜け(た)日々

55歳でひとまず会社生活に区切りを付けたその後の日々

正式に退職しました(6/30付)

こんにちは、curiosです。


本日、辞令の交付を受け、晴れて退職致しました。


肩の荷が下りた気分です。


会社に行くと、やはり社員の方々はセカセカと動き回っているご様子。


そのなかで、もうそこに入ることのない一人の男がポツンと佇んでいます。


これは私がいままで散々述べて来た構図です。


要は、自分が必死になって働いているということを(そうでない連中に向けて)アピールしたいのです。そうしてせめてもの優越感を味わうという図式です。


悲しいかな、そんな小芝居は私の心にはこれっぽっちも響きません。それどころか、


『ああ、またやってるな』、ぐらいにしか映りません。


きっと彼らは、『あいつはあの歳で無職になって、これから大変だろうな。憐れな奴だ』、と(高みの見物で)思っていることでしょう。ですがそこは高みでもなんでもなく、ただ人が集まっているだけの小高い丘です。


この群集心理というのはなかなかの怪物なので、これに捉われてしまうとそちらに引き寄せられてしまう可能性があります。


これに対抗するには、『人間は(自分は)怠け者なんだ、それでいいんだ』という意識を持つことだと思います。


何故なら頭のいい人ほど、自分は動かないで人を動かす方法を模索しているからです。


人は元来怠け者で、どうやったら楽が出来るかということに頭を使ってここまで進化して来たのです。


またすべての芸術は、人間が怠け者だからこそ、生まれて来たのです。


まあとにかく、これで自分の会社生活は、ひと区切りが付きました。


今宵はセッション・ソーダで、一人乾杯したいと思います。

×

非ログインユーザーとして返信する