会社生活を駆け抜け(た)日々

55歳でひとまず会社生活に区切りを付けたその後の日々

自分はセミリタイヤを選択した人間だ

こんにちは、curiosです。


さて、セミリタイヤブログ界隈では、セミリタイヤ後にあれこれ考えてしまうのでは?という記事をよく見かけます。


金銭的なことは勿論、思ったよりもやることがないとか、会社勤めをそのまま続けていた方が良かったのでは?とか、色々です。


金銭的な面は私も不安はあります。貯金を切り崩せば恐らく大丈夫なのですが、なるたけ切り崩したくない。何かあったときの為に、出来るだけ残して置きたい。


私は60歳まであと5年で、そこからは個人年金が支給されます。だからそこまで食い繋げば大丈夫なのですが、今の毎月払っている固定費を考えると結構キツイです。だからそれまではバイトなり副業なりで賄えればと思っています。ですがそこに関してはそんなに悲観的には捉えていません。なんとかなると思っています。


また、そのまま会社勤めを続けていた方が良かったのでは?なんて意見に関しては、これは素直に否定したいです。確かに定年まで働けば退職金も満額貰えるわけですし、年金だって有利になるのはわかり切ったことです。


しかしその時点では会社に残るという選択肢は有り得なかったわけです。『もうちょっと我慢していれば』、なんていうのは仮定の話です。精神や身体に支障をきたしてまで、『定年まで居れば良かった』とは言えないでしょう。


いま自分が会社に対して思うのは、よくもここまで自分を追い込んでくれたな、ということです。仕事を詰め込むことだけしか考えていない職場の上司、自分に仕事を教えると言ってその実肝心なことは何も教えず、失敗ばかりを吹き込んでいたベテランの整備係、また金の亡者でたかり屋の元同僚。悪意を持って人の行いを観察していた周りの人間共。


こうやって、キチンと整理してみれば、もう自分にはセミリタイヤという選択肢しかあり得なかった、ということがよくわかります。セミリタイヤに必要なのは、後から振り返ってその時点での可能性を考えるのではなく、自分はセミリタイヤを選択した人間だ、という強い意志を持つことだと思います。

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