会社生活を駆け抜け(た)日々

55歳でひとまず会社生活に区切りを付けたその後の日々

狩猟時代は眼の良さが大事だった

こんにちは、curiosです。


私は若い頃から眼がいいことが数少ない自慢のひとつでした。20~30代までは恐らく2.0を超えていたと思います。その後も52歳までは辛うじて1.5を維持していました。


眼がいいことで得をしたということは、恐らく無かったように思えます。少なくともこの社会に於いては、それで得をしたということは無かった。


現代社会では、眼の良さというのはそんなに活きない能力のひとつだと思います。遠くを見通すこともないし、何かを必死に探すということも無い。逆に、眼が悪くてもそれを補う様々な手段があります。メガネや、コンタクト。また社会も眼の悪い人にやさしい仕様になっていると思います。


眼がいいことのメリット、現代社会ではそんなに感じないのですが、間違いなく眼の良さというのが活きる時代というのがあったと思います。それは狩猟時代です。遠くの獲物を見つける能力、密林の中に潜む敵を探しだす能力、ちょっとした変化から危険を察知する能力。


会社組織のなかでは何の役にも立たない能力が、狩猟時代ではきっと持て囃されたと思います。会社組織では眼の良さよりも、耳の良さ、鼻の良さの方が重宝されます。重宝と言うか、うまく渡って行けるという護符のようなものです。耳が良ければ人の噂話がよく入って来るし、鼻が良ければどの人について行けばいいかを嗅ぎ分けられる、どちらも会社に於いては欠かすことの出来ない『資質』だと思います。


ですがもし会社を辞めて自分で何かをやって行くということになった時、眼の良さが活きる分野があると思ったのです。副業にてそれを実践したいと思っています。


そして残りの人生を、少しでもストレス無く穏やかなものにしたいと願っています。

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