会社生活を駆け抜け(た)日々

55歳でひとまず会社生活に区切りを付けたその後の日々

同僚の方が訪ねて来ました。

こんにちは、curiosです。


先日、休業生活を送っている私のもとへ、一人の来客がありました。


出てみると、まだ籍だけは置いている会社の、同僚の方です。


その方はある程度の歳になってこの会社に入って来たので、待遇的にはかなり厳しい条件で働いていました。でも根が勤勉な方なので、なんとか定年までやって行きそうな感じはありました。


ですが話を聞くと、3月一杯で辞めるとのことです。


それを聞いた時、私はこの職場はもう本当に終わっていると思いました。あんなに真面目な人ですら勤まらない、そんな人を引き留めるだけの気概もない会社なのです。


その方は私と仕事をすることが多く、私もどちらかと言えば話し易い相手でした。私が普段このブログで語ってるような愚痴のようなものを冗談交じりに話すと、楽しそうに聞き入ってくれました。


その分若い人間とは、やはり歳のせいもあってやり辛いらしく、ある程度こなれた人間との方がやりやすいようでした。


私も年初にあんなことがなければ、まだその人と仕事を続けていた筈です。


ですが残念、とはまったく思いません。何故なら自分の判断が間違っていないということを、その方も証明してくれたからです。


あれだけ人を酷使して、初任給ぐらいの給料しか出さない。50半ばに差し掛かった人間の足元を見まくっている、ふざけた待遇の会社です。


その方も実は国営だった某企業に勤めていた、エリートなのです。だから経済的には恐らく困窮することもないと思います。冷静に考えて、馬鹿らしくなったのでしょう。


その気持ちはよくわかります。と同時に、私の判断を、後押ししてくれる貴重な援軍のような存在になってくれたと思います。


私もあんないい人が勤まらない会社なら、それ相応の対応をさせて貰う、と思いました。


もうちょっと図太く、厭らしく、この傷病生活を乗り切って行きたいと思います。

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