ギシギシと音を立てて生きていた頃
こんにちは、curiosです。
若い頃から社会との折り合いが付かなかった自分は、24歳ぐらいの時に、人間不信の絶頂期を迎えました。
その頃にもう会社は3回変わっていたと思います。何処へ行ってもうまくやって行けなかった。
はっきり言って、この社会から居なくなるという選択肢も視野に入れていた。それがどういうことかというのは敢えて言いませんが、それほど追い詰められていたということです。
だから次の会社に入っても、うまくやって行こうなんて気は更々なかった。むしろ、それならギシギシと音を立てて生きてやる、と思っていました。
いままでは周りと合わせようと、気を使い、へつらって生きて来ましたが、それが悉く裏目に出てしまった。それならいっそのこと自分が不協和音を出す存在になればいい。
それでまた会社を変わることになっても、知ったことか、こんな呪われた人生なら、行く所まで行ってやる。そんな気でいた。
そしてその会社も2年ほどで辞め、怒涛の転職人生に足を踏み入れることになるのですが、この周りの空気を切り裂くような、その時の心境はいまでも覚えています。
はっきり言って狂人の領域です。きっと眼はうつろで、いつもイライラしているような雰囲気を放っていたと思います。
それだから何処に行っても勤まらなかったのかも知れませんが、それはこの社会が受け入れてくれなかったからです。
そして60歳まであと6年、残りの会社人生をどう生きるか。この歳ですから、きっと躓くことになると思います。
その時はもう一度、ギシギシと音を立てて生きる覚悟です。自分が悪いのではなく、社会が悪いからです。