会社生活を駆け抜け(た)日々

55歳でひとまず会社生活に区切りを付けたその後の日々

慰安旅行の思い出

こんにちは、curiosです。


蔓延防止措置が21日で解除されて、飲食業界や旅行業界などは活気付きそうですね。


政府もまたGotoなどの再開に前向きなようです。


私も会社の退職手続きが終わったら、旅行に行きたいと思っているので、Gotoをうまく活用出来ればと思います。


さて、旅行といえばひと昔前は温泉地に行くのが定番でしたね。慰安旅行など私もお義理で行ったことがあります。


どこかの旅館で宴会をやるのですが、その宴の席というのがなかなかに苦痛でしたね。豪華な料理とは裏腹に、さてこの時間をどうやって乗り切ろうか、そんなことばっかり考えていた記憶があります。


宴会では、刺身などの盛り合わせと、席にひとつずつ鍋が置かれます。そしてその鍋の底に、加熱用に固形燃料が置かれますね。こんなヤツです↓

そして仲居さんがその固形燃料に火を付けて回ります・・・そして乾杯の合図とともに、苦行の時間が始まるわけです。


この瞬間が溜まらなく嫌で、いつまでもその固形燃料の炎を眺めていた記憶があります。隣の人と、とくに話すことも無い自分は、周りと話を合わせなければならない空間がなんとも苦手でした。だから顔には貼り付いたような笑顔を浮かべ、皆なが語らい合っているなか、その場を取り繕っていたものでした。


だから固形燃料を見ると、その時のじんわりと嫌な汗を掻いていた時の記憶が蘇って、アンニュイな気持ちになるんです。


Goto再開は歓迎ですが、もうあのような思いは二度としたくないですね。旅館の仲居さんも、当時このような人間が居たというのは想像したでしょうか?

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