百年の孤独
こんにちは、curiosです。
セミリタイヤした後の重要なウエイトを占めることになる趣味が読書だと思います。
図書館に行けば本は幾らでもあるし、しかも無料です。もっとも、本当に気に入った書籍は購入したくなるので、その本と出会うためのマッチングの場とも言えます。
しかし図書館も、その自治体の規模やサービスの質によって様変わりするので、ワクワクするような図書館から、古めかしいだけの図書館まで、色々です。
残念ながら我が町の図書館は蔵書全体が古めかしいです。こんな本いったい誰が読むんだろう、というようなものがズラーッと並んでいるのを見ると、物悲しくなります。
町全体にセンスがないので仕方ないのかも知れませんが、もっと気の利いた本の選定をする目利きの方が入ってくれることを願います。
話を変えますが、いま現在まだ私は休職中の身です。完全に会社とは縁が切れてないので、心の底からゆったりした気持ちにはなれません。いつか読もうと思っている本を前にしても、なかなか腰を据えることが出来ません。
「百年の孤独」、G・ガルシア=マルケス著です。
この本は、ノーベル賞を取ったことで話題になり、私も買ってみました。そして読んでみたのですが、すこし難解で、読み進むことが出来ませんでした。内容は、充分面白く、入って行けばグングン読めそうな感じはしたのですが、残念ながら当時の私はそこまで入り込めませんでした。
ですが、完全にセミリタイヤが出来たら、この本を読み始めるチャンスと思っています。
実際、世界文学の「大作」と言われる作品群は、ほぼ仕事を引退した後じゃないと腰を据えて読めないんじゃないかと思います。また歳を取ると眼も悪くなってくるし、読み進むペースも落ちてくると思います。だから定年前に引退するセミリタイヤは、こういう大作を読破するのに、うってつけのチョイスだと思います。
会社とのしがらみが切れたら、じっくり読み進んで行きたいと思います。