会社生活を駆け抜け(た)日々

55歳でひとまず会社生活に区切りを付けたその後の日々

春に対しての率直な感想

こんにちは、curiosです。


昨日は春一番が吹いて、遠くの景色はほぼ霞んでいました。黄砂と花粉が入り混じったとても厄介そうな風だったので、ほぼ家でじっとしていました。


春になると桜の話題が多くなって来ますが、もうお花見だって実質的に自粛ムードみたいなものですし、そこまで桜に対してお祭り騒ぎ的なものを求めるのは違うと思います。TVの開花予想とセットになった、女子アナの桜の枝を持ったはしゃぎっぷりみたいなものは、白々しいを通り越して、呆れてしまいます。


なぜTVというのはああいう世間の温度とズレたものを放送するんでしょう?


春という季節にしても、最早心の躍るものでは無くなって来てます。花粉症に始まって、黄砂、PM2.5など、大陸からの汚染物質が舞い込んで来る季節でもあります。マスクはコロナのおかげで通年するようになったので手間は掛かりませんが、裏を返せば世の中がそういうもの無しに空気を吸い込むことが出来なくなったということです。


どんどん人間に対する自然からの包囲網が狭くなって来ていると感じます。


だから、春だからウキウキする、希望に溢れている、といったイメージはもう一回ご破算にして、ドンヨリした春、希望の無い春、といった新しいイメージがあってもいいと思います。


だって事実そうなんですから。それに対して、暗いヤツだな、なんて人を貶めるのは簡単です。だがそういうヤツらは物事を見通していません。明るいイメージに乗っかって、春だからワクワクする、なんてほざいてるだけです。


日本人の季節に対するステレオタイプな反応に、うんざりします。


春は決して心躍る季節ではありません。

×

非ログインユーザーとして返信する