雪のなかの盆栽
昨日は予報通り夜半から雪が降り始め、朝には雪景色となっていました。
ですが雪質はかなり湿っぽく、日が差せばたちまち融けてしまうぐらいの積雪です。
裏庭に置いてあるミニ盆栽にも、雪が積もっています。
こう見ると、過酷な環境に耐え抜いているというように見えるかも知れませんが、意外と雪は植物にやさしいんです。
雪には保温効果があり、雪に覆われているということは、植物にとって護られているということです。雪の下に青々とした新芽が覗いているというのはそういう理由からです。
これは赤松の苗です。まるで雪で折れてしまっているようですが、赤松の苗というのはとてもしなやかで、すぐに元通りになります。自然のなかではこんなことは日常茶飯事です。
要らぬお世話かも知れませんが、雪を払ってみました。元々が風で倒れていた苗なので、これで正常です。
過酷な環境で育った赤松、これからどんな姿になっていくのか、楽しみです。