会社生活を駆け抜け(た)日々

55歳でひとまず会社生活に区切りを付けたその後の日々

セミリタイヤしたらしたいこと

こんにちは、curiosです。


いま現在休職していますが、まだ在職中ということになります。これから会社とのやり取りが気が重いですが、そろそろ動かなければなりません。


さて、昔からなんとなく思っていたことですが、自由の身になったらやりたいことを、ぼんやりと挙げてみました。


それは世界一周とか大それたことではなく、いままで通った道のなかで、印象に残った場所をもう一度辿ってみたい、ということです。


人というのは不思議なもので、寂れて荒れ果てたような道が、記憶に残っているものです。賑やかな目抜き通りなんかではなく、朽ち果てたような道を(私の場合は)求めます。


そういう場所の方が、自分の心象風景に合っているからなのでしょう。子供の時から、そういう傾向がありました。


そういう場所を、写真に撮ったり、スケッチに描いてみたい。


例としては、湿地のような場所で、使い道がなく、家も建物も立てられないような場所。葦や樹木が生い茂るだけで、打ち捨てられたような場所。または辺鄙な山のなかで、この世の果てといえなくもない場所。


過去に行った、そういった場所に再訪してみたい気持ちがあります。そしてその場にじっと佇み、その侘しさを噛み締めたい、そんな感傷的な気持ちがあります。


趣味としては決してお金の掛かるものではありませんし、そこで一日ボーッとしてるだけで時は過ぎて行きます。セミリタイヤ後の、時間の潰し方としては最適なものだと思います。


放浪の画家のようにカンバスを担いで、そこでスケッチをしたりして、余生を送りたいです。

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