サントリーウイスキーの値上げのニュースから、あまりウイスキーに興味がなくなってしまいましたが、ドラッグストアでたまたま目にしたので買ってしまいました。

『ガイアフロー　ブレンデッドM』　ウイスキーです。

これは静岡の蒸留所で造られていて、そのなかでもシングルモルトなどとは違い、比較的手に入りやすくなっている銘柄だそうです。

静岡といえばミカンのイメージがあり、そのオレンジ色を取り入れたデザインになっています。この見た目からすれば、甘やかでフルーティーな味わいという風に想像すると思います。

飲んでみた感想は、とにかく軽くて飲みやすい、ということでした。アルコール度数は４８％なのですが、ヘンな刺激もなく、スイスイと入って行きます。

大衆的なグレードのウイスキーだとここまでは行きません。飲んでいる時も若干のアルコール臭さはありますし、次の日も残ることがあります。ですがこのウイスキーはそれを感じさせず、柑橘系の清涼飲料水を飲んでるような感じです。初めて新興蒸留所の（それなりの）ウイスキーを飲みましたが、なるほどよく考えられているな、と思いました。

こういうウイスキーが普通に出回るようになれば、大手ウイスキーメーカーもあまりふんぞり返っていられなくなるように思います。まあ値段が値段なので普段飲みにはキツイですが。

でも日本の新興メーカーはこれからどんどん出て来ると思いますので頑張って頂きたいと思います。