ナラ枯れに出来ること
いま全国の山で起きているナラ枯れの被害。
それに対してなにか出来ることはないかと考え、コナラの苗を栽培することにしました。
近くの公園でドングリを拾って来ました。
そしてトレーに培養土を入れ、ひとつずつ並べて行きます。
あとは春まで水を掛けながら待つだけです。
まだまだドングリはありますので、もっとトレーを買って来て並べようと思っています。
ナラ枯れのおもな原因は、カシノナガキクイムシという虫が幹のなかに入り込み、菌を媒介して枯らしてしまうということのようです。ただこのカシノナガキクイムシだけの問題では無く、いままで里山に手を入れて来たのが、化石燃料の普及により放置されたことや、また昨今の異常気象により木の抵抗力のようなものが落ちていることなど、様々な要因が複合的に絡み合っているようです。
ナラは定期的に木を伐採して、萌芽更新というやり方で木を育てていたらしいですが、その手法も途絶え、木全体が老齢となっています。また萌芽更新は樹齢2,30年ぐらいの木に有効で、老齢の木には向かないとのこと。
つまり、新たに苗木を植えて育てて行くという段階に来ているんじゃないかと思います。
全国の、おなじような志を持っている方々がいましたら、ご協力お願いします。