雨に濡れる苗
山へ行ったときには大抵良さそうな苗がないか探して来ます。
この苗は葉の形がとても印象的で、雨に当たるその様を見ているだけで感じるものがあります。
なんの苗かは定かではありませんが、一応落葉樹には間違いなさそうです。
最初ケヤキかと思いましたが、ケヤキの葉は側脈(斜めに出ている葉脈)が整然と並行にならんでいます。ちなみに右側にちいさく映っているのがケヤキです。こちらの葉は側脈がカーブしていて、先へ行くにつれ不明瞭になっています。
調べたところ、この模様は榎(エノキ)という落葉樹で、これはエノキの若木のようです。
ケヤキとは近縁種で、どちらも神社や公園に植えられていることが多いそうです。
あのこんもりとした樹形はやはり魅力的ですが、こういった若木の姿を見るのも趣きがあっていいですね。
これからどんな風に変化して行くのか楽しみです。