盆栽は古臭いか
盆栽と言えば、立派な鉢に枝ぶりのいい松を飾るというイメージが大きいと思います。
この本は古いですが、盆栽というものの持つイメージをよく現していると思います。
ですがそれを追い求めて行くと、なんとなく権威主義的な方向に行ってしまいかねないのではないかと思います。そしてその敷居も益々高くなっていってしまうのではないでしょうか。
ミニ盆栽を始めてから、こんな盆栽の方向性みたいなものに疑問を抱くようになりました。
これは以前に山で採って来たコナラの若木です。最初は葉が茂っていたのですが、環境が変わったストレスでしょうか、残ったのは1枚のみとなってしまいました。
ですがこの1枚が残っているということが、まだ木自体は生きているということです。そしてその生命力みたいなものも、感じ取ることが出来ます。
まだうまく表現出来ませんが、こういうとこからなにかを感じ取れるようなスタイルが出来ればと思います。