会社生活を駆け抜け(た)日々

55歳でひとまず会社生活に区切りを付けたその後の日々

『転生したらスライムだった件』

最初に断って置きますが、もしこのストーリー展開が好きな方がいましたらお詫び申し上げます。



こういう軽めの「なろう系」という物語が人気だそうです。ストーリーもスラスラと展開して面白いのでしょう。


ちなみに私は全然読んでいません。読んでもいないのにこんなことを言うのはなんですが、こういう意味のない転生モノは嫌いです。


主人公はなんでスライムに転生しなければならないのか?スライムなんてもともとはただの粘液のようなもので、頭脳なんて持つようなものではありません。アニメやRPGの世界ではマスコット的な存在になっていますが、そんなものに転生する必然性がどこにあるのでしょうか?この時点でまったく感情移入出来ません。


輪廻転生というものがあるかないか、定かではありません。ですがちゃんとした人間(通り魔から後輩を救おうとして殺された主人公)が、いきなりスライムに転生するという、その脈絡の無さが気になります。物語的に『荒唐無稽』というのはアリだと思いますが、その荒唐無稽というのも、作者がキチンと世界観をコントロールしていればの話です。最初から2次元の世界(萌えキャラやマスコットキャラが出て来る世界)に行こうとしてるなら、底が浅過ぎると思いますね。


おいおい、そんな深刻な話じゃないんだよ、たかがラノベだよ、というファンの方もいると思いますが、日本のこれからの文化がこういう浅薄なものばかりになってしまうんじゃないかという危機感があります。




・・・と、批判ばかりでは良くないと思い、公式アニメの第一話を見てみました。



【公式】『転生したらスライムだった件』 第1話 「暴風竜ヴェルドラ」


・・ヤバイ、本当に〇マらなくて脳みそが流れ出しそうになりました。

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