会社生活を駆け抜け(た)日々

55歳でひとまず会社生活に区切りを付けたその後の日々

靖国参拝について

終戦記念日に、閣僚が靖国神社を訪れることについて、賛否両論あると思います。


肯定派は、お国の為に犠牲となった方々が祀られている靖国の参拝に行ってなにが悪い?といったところだと思います。


否定派は、靖国神社にはA級戦犯も祀られており、中国や韓国などの感情を刺激するのは良くないというところでしょうか。


ですが実は、靖国参拝にはもうひとつの理由があるのです。


それは、こうやって騒ぐことで、国民が靖国神社というところを特別な場所と認識するということです。


あの中国や韓国が、日本の軍国主義の復活と、目の色を変えて批判するのです。たかが神社に参拝しただけで。


それは裏を返せば、日本国民の対中・対韓感情を悪化させるには、閣僚が靖国神社に大挙して参拝すれば良いということになります。


それだけで日本国民は、中国や韓国を嫌いになります。こちらは戦争の犠牲になった方々を慰霊しているだけなのに、なんでよその国がそれに対して騒ぎ立てるのか。それは過去に日本のために尽くした方々への、冒涜ではないか?


日本もこれからあまりいい目に逢うとは言えなくなって来ているので、国民の目がそういう方に向きやすくなってくると思います。


中国・韓国ともに、もう充分日本を叩いただろう、いい加減にしろ。そういう空気を、政治家は簡単に作り上げることが出来るのです。そしてそれを自身の支持率向上に利用することが出来る。


軍国主義が復活するとまでは言いませんが、国防に対して国民の関心が高まることは確かです。防衛費の増額、戦術核の導入も、すんなりと受け入れられることでしょう。


これだけの筋書きを、政府が秘かに練っているというなら、恐ろしいことです。

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