会社生活を駆け抜け(た)日々

55歳でひとまず会社生活に区切りを付けたその後の日々

ジャケ借り

今日は久しぶりに図書館に行って来ました。


いつも借りる本は吟味するのですが、そうすると自分の場合は小難しい本を選びがちです。


そこで今日は、なんとなくフィーリングで選んでみました。



ジャケ買いならぬ、ジャケ借りです。


ひとつは、あの有名な『老人と海』の新訳版です。新潮文庫版で以前読んだことはあったのですが、やはり昔の翻訳というのは原本に忠実に訳そうとするあまり、堅苦しい感じになってしまいがちです。


ジャケット(表紙絵)からもわかる通り、かなり現代風になっています。村上春樹とまでは行きませんが、スラスラと違和感なく読み進めることが出来そうです。


もうひとつは、これはまさにジャケットにやられてしまいました。『戦場で出会った子犬の物語』です。


この子犬の写真を見てハートを射抜かれない人はいないでしょう。私もヤラれてしまいました。


内容は、イラク戦線において、置き去りにされていた子犬を救った兵士と、その仲間の物語です。


そのままだと間違いなく死んでしまう状況の子犬が、兵士たちの協力で無事に育ち、そして安住の地を見付けるまでを描いていて、これは間違いなく涙腺崩壊必至の一冊です。


これは注意して読まないと、と思いました。


たまにはこういうセレクトもいいですね。

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