会社生活を駆け抜け(た)日々

55歳でひとまず会社生活に区切りを付けたその後の日々

バットポッド

こんにちは。


私は若い頃から、何処かあてどもなくクルマで彷徨うのが好きでした。


いまはどうかと言えば、やはりそうです。


しかもいまはそれが自由に出来ます。


ガソリン代はもちろん掛かりますが、幸い私の乗っているノートは燃費が良く、50㎞走っても消費するガソリンは2リッターちょっとです。


家から厚木までがちょうど50㎞なので、行って帰って来ても5リッター、いまのレギュラーの価格から換算すると、800円ぐらいです。


これで一日楽しめるのですから安いもんです。


ですが、もっと安い乗り物があります。それはカブです。


カブの実質燃費は60㎞/lです。つまり家から厚木まで行って帰って来ても2リッター使わないのです。


僅か300円で一日を楽しめる、素晴らしい乗り物です。


ですがクルマと違いバイクは天候から身を守るスペースがありません。また冬の寒さには、お出掛けしようなんて気にもなりません。


またカブだと交通の流れに支障を来す場合があるので、気を使ってしまいます。交通量の多い片側二車線道路なんかは、カブのお呼びではありません。


裏道を乗り継いで行くのがカブの真骨頂です。


そんなカブですが、これから私が始めるある仕事に、役立ってくれることがわかりました。


狭い路地裏や、旧い家が軒を連ねる裏通りなんかを走る仕事です。


そこではカブはまるで水を得た魚のように、駆け巡ってくれることでしょう。



そう、あたかもダークイトで疾走する『バットポッド』のように。

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