会社生活を駆け抜け(た)日々

55歳でひとまず会社生活に区切りを付けたその後の日々

引退が早まりそうな出来事

こんにちは、curiosです。


私の有給の使い方は、『嫌なことがあったらその日を休みにして帰る』という場合が多いです。


そんなの社会人として失格だ、と思う方も居られるでしょう。ですが、それは職場がキチンとしたルールを遵守している場合に限られます。


本日、またその悲劇が繰り返されました。顛末はこうです。


朝、職場に行き、新年の挨拶をして、さあ仕事だ、と取り掛かろうとしたときです。私が、そういえば、芝生に掛けるシートは昨日の風で飛んでしまいましたよね?と所属長に確認したところ、
人を小馬鹿にするような目付きで、


「・・直したよ、そんなもん。それよりちゃんとブロアで吹いとけ」とのひと言。


要は、自分はわざわざ昨日の元日に、無料奉仕して、直しておいたんだ。俺の頑張りでお前らの仕事が軽減されたんだ、感謝しろ、とでも言いたげな顔付きでした。


その顔を見ていると、もう平常心を保っていられなくなり、いままで溜まっていた思いのたけを、すべてぶつけてしまいました。


なんでアンタはそうやって平社員にプレッシャーを掛けるんだ?元日に出てシートを直すことがそんなに偉いのか?有給も取らないで頑張るなんて時代錯誤もいいとこだ。アンタの姿勢は労基法に明らかに反しているんだぞ、・・・


と要約するとこんなとこです。


まあ、私ももう終わりだと思っていますので、どうでもいいですが、それでも明らかに人を小馬鹿にしたような顔付きには我慢がなりませんでした。最初は堪えて仕事に向かったのですが、事務所へ戻り、速攻でタイムカードを押して有給を取りました。


そいつが元日の日に、わざわざ出てシートを直すのは、そうすれば自分が得をする、というのが目に見えているからです。職場の長として、しっかり管理されているね、とお褒めの言葉を頂戴することが出来る。そんなことの為に、なんでこちらまで割を食わなければいけないのか・・・。


仕事の内容がはっきりと言えないのでイマイチわかりづらいかも知れませんが、こんなやり取りがこれまで何回も繰り返されてきたんです。そして私はその度に、有給を充てて帰って来ました。本当に、捨て有給です。だってその日になにをするかなんて、なにも決めていないのですから。


ですが、そいつも昨年から続く部下の謀反に、窮地に追い込まれているのも事実です。だから、私が帰ろうとしたときに、腕を掴んで必死に引き止めました。これで辞められたら自分の管理能力が問われてしまう、との思いがあったんでしょう。でも遅かれ早かれ、自分はここを去るのです。後は居る者同士で、ニコニコとやればいいことです。


本当に、こういう時に貯蓄的な余裕があるかないか、というのは命運を分けますね。まだまだ盤石とは言えませんが。でも気分は優れません。しばらく寝ます。

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