会社生活を駆け抜け(た)日々

55歳でひとまず会社生活に区切りを付けたその後の日々

現時点での職場に対する思い

こんにちは、curiosです。


私の勤めていた職場は外仕事の多い職場で、殆ど土方仕事のような感じでした。


土方仕事自体は決して嫌いではないのですが、その作業の詰め込み加減が尋常ではなく、皆なヒーヒー言っていました。


一例を挙げれば、朝一は機械で芝生の苅込み、そして帰って来てブロワーでそこを吹き掃除、午後になったら土手の草刈り、など。ほぼ休むヒマもない、といった感じです。


事実、私が勤めている間だけでも3人辞めて行きました。そして私が休んでいる間にも1人、殆ど異常事態です。


原因は所属長の、とにかく時間内に人を使えるだけ使おう、という時代錯誤的な考えです。そして自分の手下(と思い込んでいる)人間には優しく、そうでない人間には厳しく、という典型的な差別的取り扱い。勿論私も差別される側だったのですが、その人物に取り入ろうなんて考えは微塵も持ちませんでした。


何故なら職場にそういうものを持ち込んでいいことはないからです。取り入ったら取り入ったで今度はその地位を守るためにおべっかを使わなくてはいけないし、今更出世したところで主任止まりだと思います。


それよりも、自分の能力を正当に評価してくれない、その点は常に不平を言っていました。


機械整備の仕事に就いて、その道のベテランに着いて学んでいたのですが、その方は是が非でも自分の牙城は守りたい感じでした。だから教えるといっても表面的な事だけ。後はオレもそうだったんだから自分で覚えろ、ということでした。


そしてその方は、私の失敗を逐一その所属長にご報告するのです。ベアリングを壊した、部品をダメにした、など。そうして所属長はそれを自分に問い質してくる。


そしてあいつは使い物にならない、という烙印を押され、作業員に回されました。まあしょうがないと自分も思いましたが、そのベテランの下についた新人は皆な使い物にならないという烙印を押されるようでした。いままで何人の人が、入っては辞め入っては辞めを繰り返していったかわかりません。


この膠着状態を打開出来るのはいわずもがな職場の長に他ならないのですが、そういう点に関しては見て見ぬ振りを決め込むだけで、一向に現状を変えようとはしません。そうして化石化した機械整備係を、腕がいいなどといって誉めそやしています。


様々な観点から見て、もうこの職場は戻る価値もないク〇レ現場です。現段階で、いい面も見えて来たからもう一度戻ろうか、なんて気にはなれません。本当は何処の職場にもすこしはある筈なんですけどね。


この記事は自分のそういう考えをまとめるために書きました。

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