会社生活を駆け抜け(た)日々

55歳でひとまず会社生活に区切りを付けたその後の日々

FIREは自分にとっての救いの思想・其の一

こんにちは、curiosです。


私が『FIRE』という言葉を知ったのは、今年(2021年)になってからです。それまでは投資もそんなに熱心ではありませんでした。投資なんて、資金が潤沢にあって、恵まれている一部の人がやるものだ、そんな風に思っていました。


自分のそれまで思い描いていた将来設計は、この地獄のような会社員生活を、取り敢えず60歳まで続け、定年後はスパッと辞め、後は自分の好きなことだけをして生きる、というものでした。本当にしんどいですが、まあ考えようによっては7~8年なんてあっという間です。それからは、いままで苦労してきた分を取り返してやる、という気持ちでいました。


ですが先日、信用金庫の係の人が来て、定期積立の更新をして欲しい、ということで、その手続きをし、ついでにいままでの残高を確認したところ、思わぬ金額になっているのに気付きました。


金額的には、月2万円の積み立てなので、ビックリするほど、というわけではないのですが、年月が経つというのはやはりそれなりのことなんだな、と思わされました。


そして、その金額を目にしたとき、ひょっとして自分の預金の総額は幾らなんだろう?という興味が沸きました。それまでは幾つかの口座に大体で幾ら、という感じでしか把握していなかったのですが、一度まとめてみようと思い、普通預金から定期預金、そして先述の積み立てをまとめてみることにしました。すると・・・。


なんと、大台を超えていたのです。


この大台というのが幾らになるのかは、ご想像にお任せしたいと思います。大体、一般の人が思い描く数字だと思います。もちろん、セミリタイヤ投資系のブロガーからすれば、一笑に付される程度かも知れませんが、私にとっては一つの驚きでした。


それから、私の中でスイッチが入りました。このお金をなにか有効に活用出来ないだろうか。まず投資という選択肢が浮かびました。本屋に行き、よくそういった類の本が置いてあるコーナーに行き、パラパラと読んで行きます。すると、なにやら『FIRE』という言葉が目に付く。


読んで行くうち、まるで自分の前に立ち込めていた暗雲が、スーッと晴れていくのを感じました。これだ、と思いました(其の二へ)。

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