ドリップの拘り
いまは朝起きてすぐに、コーヒーを淹れています。
加藤珈琲の『ゴールデンブレンド』が自分にとても合っていて、毎朝豆から挽いています。
そしてハリオの無限ドリッパーで抽出しています。
ハリオの無限ドリッパーは、蒸らしをせずにそのままお湯を注ぐだけでいいとの触れ込みですが、私はいままでのドリッパーとおなじく、蒸らしを30秒入れています。
そして2~3回に分け、コーヒーを抽出します。
この手順で、ほぼベストともいえる仕上がりになります。ほのかに甘味があり、コクも感じられ、まるで専門店の味わいになっている、と思います。
お湯を注ぐのは大体目分量なので、所定の湯量に達したらサーバーから外しているのですが、たまにお湯がギリギリのときがあり、最後の抽出まで落とし切ってしまう場合があります。
よく言われるのが、お湯を最後まで落とし切ってしまうと、粉のなかにある雑味やアクが出てしまうので、残りは捨てた方がいい、という説です。私もこれを信じてずっとやって来ました。
ですがこの組み合わせにしてから、何回か最後まで落とし切ってしまいましたが、そのときの味を確認すると、全然不味くないどころか、むしろ美味しいのです。
豆によっては、最後まで落とし切っても全然問題ないみたいです。舌の上で感じられる苦味がまったく不快でありません。
このように、定説とされていたことも、時と場合によってはまったく違う結果になる、ということが判明しました。本当にコーヒーは奥が深いです。
どうやらまたコーヒーが値上げになるみたいですが、なんとか買えるぐらいの上げ幅に収まって欲しいです。