死なない限りは負けじゃない
以前に『死ぬこと以外はかすり傷』というフレーズが話題になりました。
これの元ネタは、幻冬舎の編集者の方が書いた、『死ぬこと以外かすり傷』という本からであったと思われます。
- 死ぬこと以外かすり傷
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この本自体は読んだことはないのですが、このフレーズだけが頭に残り、なるほどな、死ぬこと以外はかすり傷と考えればいいのか、それはいい考えだ、と思っていました。
私も在職中は下らないことにクヨクヨ悩み、人生を悲観することが多かったと思います。
そして心の病にて退職し、しばらくは嫌な思念を抱えたまま生きていました。
在職中は余裕がなくて、そういった考えになってしまったと思います。
そしてしばらくして、心と身体が落ち着いたら、なんとなくですが、精神が前向きになっていたのです。
これはしめた、と思うと同時に、出来るだけ前向きな(といっても信仰系セミナーとかのそれじゃない)フレーズを自分のなかに構築すればいいんじゃないか、と思い始めました。
そして、表題の、『死なない限りは負けじゃない』という一文に辿り着きました。
『死ぬこと以外はかすり傷』の、モロパクリじゃないかというご批判もあるかと思いますが、ここはひとつおおらかな目で見て頂きたいと思います。
たとえば私は会社を途中で退職し、これからの生活の基盤はまだ盤石ではありません。そのまま会社に居続ける人たちと、なにかの機会で顔を合わせた際に、負い目のようなものを感じる可能性も大いにあります。ですが、そのときに、このフレーズを唱えれば、そうだ、自分だってこの先なにかの拍子で成功しないとも限らないんだ、死なない限りは負けじゃないんだ、と自分を納得させることが出来ます。これはいいアイディアだ、と思いました。
私が最近(以前のように)ネガティブな記事を書かないのも、この言葉を見付けたからということがあります。
また元旦に起こった様々な出来事を前にして、自分なりに前向きなバイブレーションを発したいとの思いもありました。
『死なない限りは負けじゃない』、なにかの機会があったときに心のなかで唱えてみて下さい。