会社生活を駆け抜け(た)日々

55歳でひとまず会社生活に区切りを付けたその後の日々

社会への拒絶反応

こんにちは、curiosです。


いま現在、身体を休める状況が続いています。


働いている時と較べて一番の変化は、寒さにめっきり弱くなってしまったということです。


身体の調節機能が正常に働いていないのか、寒くなると縮こまってしまい、それで着込むと途端に暑くなって服を脱いでしまう、という繰り返しになります。自律神経の不調だと思います。


夜に薬を飲んで寝るのですが、寝ているときに頭が重くなります。ですがそれは耐えられる範囲内です。


よく新聞の折り込みに、求人のチラシが入ってきたりしますが、いまはそういうのを見ると嫌悪感が湧いて来ます。あとクルマで何処かへ出掛けたときに、でかい工場の建物が目に入ったりするのですが、そういうのを見ても気分が悪くなります。きっとそういうものが自分をここまで追い込んだ、という拒絶反応のようなものが湧いて来るんだ、と思います。


若い頃には一生懸命、そういうものに順応しようと努力してきました。ですが行く先々で躓き、職を変わって来ました。そして履歴書にはその分の職歴がズラーッと並び、コイツはこらえ性のない奴だ、という風評が出来上がってしまっている。だから何処かへ転職するとしても、そういったものが足枷となって、はなから無理だという気になってしまう。


新卒から、職を変わらず勤めているのが理想だという社会通念があると思います。それはそうです。誰だって出来るならそうしたい。ですが最初の会社が掟破りな勤務体系で、その人の人格を破壊してしまう場合がある。その後の立て直しが効かないぐらいに。


私もすべてを会社のせいにするつもりもありませんし、自分の意志の弱さみたいなものが半分はあったと思いますが、それにしても日本型社会の、やり直しの効かなさ加減は残酷だと思います。


こんな先進国にあって、過労死や自殺者が後を絶たない。それはきっと、あまりにも完璧なものを会社も人も求め過ぎる傾向があるからだと思います。健常者や不具のある人、色んな人がいて、それが社会の構成要素になっている、という思考の幅を経営側に持って貰いたい、と切に思います。

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