会社生活を駆け抜け(た)日々

55歳でひとまず会社生活に区切りを付けたその後の日々

こころ 坊ちゃん

夏の課題図書というわけではないですが、夏目漱石の『坊ちゃん』を読みました。


こころ 坊っちゃん (文春文庫―現代日本文学館)
こころ 坊っちゃん (文春文庫―現代日本文学館)
文藝春秋

この本を一冊買えば、漱石の代表作の2作がまとめて読めることになります。


「坊ちゃん」は、本当にスラスラ読めました。なぜ夏目漱石が国民的作家なのかがわかる気がしました。


「こころ」も引き続き読んでいます。現代人の苦悩を表しているとのことですが、なるほど、本当にいまの人に共通する心の揺れ動きを感じます。いままで漱石というのはなんとなく敬遠していましたが、これは勿体ないことをしたと思いました。


「こころ」はまだ読み進めている途中なのですが、なんとなく村上春樹の「ノルウェイの森」を髣髴とさせるものがありますね。死というテーマが根底にあります。


じっくりと読んで、またインプレしたいと思います。

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