こころ 坊ちゃん
夏の課題図書というわけではないですが、夏目漱石の『坊ちゃん』を読みました。
この本を一冊買えば、漱石の代表作の2作がまとめて読めることになります。
「坊ちゃん」は、本当にスラスラ読めました。なぜ夏目漱石が国民的作家なのかがわかる気がしました。
「こころ」も引き続き読んでいます。現代人の苦悩を表しているとのことですが、なるほど、本当にいまの人に共通する心の揺れ動きを感じます。いままで漱石というのはなんとなく敬遠していましたが、これは勿体ないことをしたと思いました。
「こころ」はまだ読み進めている途中なのですが、なんとなく村上春樹の「ノルウェイの森」を髣髴とさせるものがありますね。死というテーマが根底にあります。
じっくりと読んで、またインプレしたいと思います。