こんにちは。

ちょっと扇動的かも知れませんが、『今年の夏はこの先の未来で一番涼しい夏？』という記事が、すこし考えさせられます。

ヨーロッパ各国での熱波や干ばつの被害、アメリカやカナダでは山火事の多発、アフリカ諸国では、もう言うまでもなく干ばつによる食糧の不足やその他諸々の問題が山積している。

今後、この流れが逆転することはなく、異常気象に振り回されて生きて行かざるを得ない局面に人類は突入する、ということです。

ですが、この記事の配信元が『グリーンピース』であるというのは、すこし割り引かなければいけないと思います。グリーンピースといえば、捕鯨での日本に対する猛烈な抗議活動など、悪名も轟いています。

そして、ヨーロッパ諸国といえば、自己の保身のためなら平気でウソも付くことで有名です。日本の自動車産業に正攻法では勝てないため、２０３５年までに完全EV化するなどと宣言し、世界を慌てさせましたが、結局は身内からムリがあると苦情が出てしまい、エンジン車の生産も続けることとしました。

そんなこんななので、この記事の内容も、すべてが正しいとは限りません。また、これらの現象が、温暖化云々ではなく、氷河期～間氷期のサイクルの範囲内に過ぎないという人もいます。『温暖化はウソである』という説を唱える人たちです。

いったいどれが正しいのか、どの説を信じて行けばいいのか。これは自分自身の勘と経験を頼りにするしかないと思います。

私は温暖化というものはあると思っています。人類が、その経済活動をすこしでも環境に負荷が掛からないものにすることこそが重要と思っています。もうこれ以上の経済成長は要らないし、技術の発展も必要ないです。

だから、日本のこれまでのがむしゃらに経済成長を追い求めて来た姿勢はいったん止めるべきだと思っています。昨今の、セミリタイヤ系の動きもその流れに沿って出て来たものだと思います。

環境保護と、セミリタイヤというムーヴメントは、実は表裏一体なのです。