ピカソの女性問題
こんにちは。
20世紀を代表する画家として認められているパブロ・ピカソですが、正直私は何処がいいのかさっぱりわかりませんでした。
あの有名な、「泣く女」とか、ふざけているとしか思えません。
「ゲルニカ」は、それでも戦争の持つ重みのようなものを感じることは出来ました。しかしあのようなスタイルは、日本の漫画のようなコマからはみ出した作画に見えなくもありません。
とすると、日本の漫画は、当時から最先端を行っていたことになります。
さて、そのピカソですが、近年美術界で、評価の見直しの動きが出て来ているとのことです。
パワフルに作品を送り出して来たピカソですが、私生活での女性遍歴や、怨恨トラブルが問題となっているそうです。
幾ら優れた芸術作品を作り出していても、女性を次から次に取り替えたり、その女性を破滅に追い込んだりしていては、その価値にも疑問が出て来るとのことです。
芸術には華々しい女性遍歴が必要だ、というのは方便としてよく使われて来ましたが、それはその関係が円満に終わるという前提であって、相手が人生の針路を狂わされた、ということなら、それは犯罪に近い行為になってしまいます。
ピカソは確かに精力もあり、作品にはそれがいい面に作用したのでしょうが、こと女性に関してはそれが悪い方向に作用してしまったということなんでしょう。
これからは芸術家も野放図にしていてはいけないということだと思います。