会社生活を駆け抜け(た)日々

55歳でひとまず会社生活に区切りを付けたその後の日々

転ばぬ先の杖

数日前より以前にチラッと話した軽作業のようなものをこなしています。


社会復帰の一環でもあるわけで、久々に人前に出る緊張感のようなものを味わっています。


いままでがほぼ引きこもりに近い生活だったので、きっと私の身体から違和感のようなものを発していることと思います。ですがそんなことは気にするまでもありません。


さて、その作業というのは町内の家々を回り、伝票を記入するというものなのですが、そこで稀に外に出ている住民の方と言葉を交わすことがあります。大抵は天気の話しなど他愛もないものです。


男性の方とは違和感なくすんなりと話をすることが出来ます。


ですが女性、とくに若い方だと、なんとなくこちらの人となりを警戒しているような視線を感じ、そそくさとその場を後にすることが多いです。


男性からは、ニュートラルな視線というものを感じるのですが、女性はなんだか視線のなかに棘がある感じです。ヘタをしたら通報されかねない感じです。


まあこの仕事に必要な身分証を持っているので負い目を感じることはないのですが、それでも女性からは、あまり関わり合いにならない方がいいぞ、というシグナルを受信してしまうのです。


私も昔は多少は異性にモテたい、という気持ちがありましたので、そのような視線をかいくぐってアプローチする積極性もありましたが、いまはまったくありません。女性に関わったって、ロクなことはない、という思いしかありません。


セミリタイヤというライフスタイルを選択してからは、益々異性に対してその壁を乗り越えて突進して行く、という気が失せてしまいました。生活にかかるコストという面でも、女性とのなんやかんやはその代償が大きいです。


まあ取るに足らない考察ですが、自分にとっての転ばぬ先の杖的な教訓です。

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