会社生活を駆け抜け(た)日々

55歳でひとまず会社生活に区切りを付けたその後の日々

結果的に『良かった』という選択

こんにちは、curiosです。


いま現在セミリタイヤと同等の生活をしているわけですが、発端はどうであれ、結果的にはよかったという実感を得ています。


既に昨年の秋口から、セミリタイヤという生き方を意識し始め、今年の年明けに思わぬ出来事によって休職を余儀無くされた。その辺りの経緯のことを考えるとやはり複雑な気持ちにはなります。


55歳(あと1年です)までに仕事を辞めるという能動的な選択が、54歳を前に辞めざるを得ない(まだ正式に辞めてはいません)という受動的な選択に変わった。とある一件に私の何かが切れてしまった、という顛末ですが、これも思えば『自分はいつだって辞められるんだ、そのぐらいの財は蓄えて来たんだ』、という言わば強気の姿勢がそうさせた、と言えなくもないのです。


きっとこれがまだセミリタイヤをするのに不安があるという状況なら、次の日に形だけでも頭を下げて、手打ちをするという考えにもなったと思います。上辺だけでも取り繕えば、あちら側だって兵隊が居なくなるのは痛手ですから、喜んで迎え入れたことでしょう。


だけどこれまで受けて来た理不尽な仕打ちと、自分のここまでやって来たというプライドが、そうさせなかった。もうお前らに指図されるのは真っ平ご免だ、そういう意識が勝ってしまった。


適応障害という診断を受けて、傷病生活に入ることになりました。勿論不本意ですが、不本意ながらもセミリタイヤ生活を疑似体験出来ている、という面に於いてはラッキーだった、というべきでしょう。また自分にセミリタイヤ生活がマッチしているかどうか、それが自分の財産を食い潰すことなく検証が出来ているのです。


いままでは比較的ネガティブに捉えていましたが、そういう面も踏まえてポジティブに捉えて行きたいと思います。未来は決して『暗くはない』のです。

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