会社生活を駆け抜け(た)日々

55歳でひとまず会社生活に区切りを付けたその後の日々

セミリタイヤ民にしては趣味が多いけど、

私は昔から凝り性で、色々手を出しては、自分に対して合う、合わないを決めていたように思います。


釣り、熱帯魚、パソコン、ゲーム、簡単なDIY、スキー、登山、盆栽。あとは仕事の絡みで始めたのですがゴルフもやったことがあります。


そんな私ですが、現在は、釣り、登山、盆栽という、セミリタイヤ民がギリギリ許されるアウトドア系の趣味を柱にしています。


この3つだけで済めばいいのですが、昨日ゲームを再開させたくなり、PC用のヘッドホンとコントローラーを買ってしまったのはご愛敬です。それでも両方とも特売の品だったので、二つ合わせて5500円だけで済みました。


このように、例え趣味が多くとも、最小限の出費で間に合わせているという自負があり、コストカッターとしての眼力は一般の人と較べて高いと思っています。


本当は、セミリタイヤ民の掟に従い、月の生活費を例えば5万円と決めて、それを超えたら一切お金は使わないとするべきなのかも知れません。いまは大体8万円は使ってしまっているなという実感があります。


ですが、それぐらい使わないと、本当に生きているという実感がないのです。生きる屍のようになってまで、生活費を切り詰めるというのはゴメンです。


それに、自己を憐み過ぎかも知れませんが、私のこの性格で35年余りを会社員として生きて来たというのは本当に過酷だったと思うのです。ゴロツキのような人間にいたぶられ、セイシンが破壊されてしまいました。そのような苦しみからすれば、せめて残りの生を、ある程度は自分の好きなように生きるというのは、至極当然な権利であると思います。


ですのでこれからも、自分の琴線に触れた愛玩品、モノに関しては、労苦を惜しまずに手に入れようと思っています。


それぐらいの権利、きっと自分には許されているはず、と思うのです。

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