会社生活を駆け抜け(た)日々

55歳でひとまず会社生活に区切りを付けたその後の日々

もし子供がいたら教えたいこと

こんにちは、curiosです。


そろそろ社会復帰というわけではないのですが、暖かい日には町営のグラウンドをウォーキングしています。


まだ無理せずほどほどのペースを30分くらい。肉体的にはまったく負担はないのですが、人がいると、すれ違ったりするときに挨拶をしていいものかどうか、悩みますね。


言わば自分の社交性みたいなものを試されてるようで、気後れしてしまいます。だから追い付きそうになったらルートを変えて、道路に出るとか、そういう姑息な手段を使って回避しています。


公園の植木を整備してる人、恐らく町から頼まれた職人さんでしょう。植木バサミやブロワーを使って、公園を整えています。そういう道具を見ると、前職のことが思い出されて憂鬱になります。ブロワーを担いで、一目散に駆け回っていた頃の記憶が。


ウォーキングを終えて、町内の道を通ると、建設会社の敷地には大きなオフロード車。建設会社でこういうクルマに乗っている人は、恐らくトッポい人なんだろうな、なんて要らぬ想像をしてしまいます。


あらゆる事象が、なんだか自分に牙を剝いているようにも思えます。とにかく、もう働くという選択肢が(しばらくは)あり得ないという結論にしか辿り着きません。


人と係わりたくない、きっと今の自分の一番の願望はこれです。たとえいい人だとしても、こちらの内面が抉られてしまうんじゃないか、そんな妄想に支配されます。


行く会社行く会社で、躓き、挫折して来た経験が、オーバーフローして溢れ出て来るような気がしています。


自分は日本の社会にある意味メチャクチャにされてきた人間です。学校では、人は社会で支え合って生きている、なんて綺麗事を植え付けられ、いざ出てみたら足の引っ張り合いです。ですが大抵の人は知っていたみたいです。『社会は綺麗事じゃない』ということを。言わば泥濘で旗取り競争をしているようなものです。


そういうことは一体誰が教えてくれるんでしょうね?この社会を生き抜くズル賢さみたいなものを。


もし自分が万が一、子を持つことになったら、自分はこの世にはロクな人間がいないということだけ教えるでしょう。


だから注意しろと。頭を使ってそういう奴らに足元を掬われないよう、関わらないようにしろ、と教えることと思います。


こんな『最悪』ともいえる道筋を辿らせないために・・。

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