暴風というより爆風
昨晩から今朝にかけての暴風は、もの凄かったですね。
暴風というよりも、もはや『爆風』です。
ゴーゴーと鳴る風音を聞きながら、この世の終わりを意識しました。
あんな風が登山中に吹き荒れていたら、真っ逆さまに落ちて行ったことと思います。
もう春一番なんていうレベルではないです。
思うに最近の気候は、日本人が古来より名付けていた季節の決まり事を悉く打ち消していますね。
春一番、菜種梅雨、本梅雨、夕立、秋の長雨、小春日和、木枯らし、など。
日本人が風雅という言葉で表現して来た気象は、すべてゲリラ雷雨と爆弾低気圧に置き換えられつつあります。
この世界は確実に画一化に向かっています。
人間とゴキブリとネズミしか住めないような世界。
ちなみに上記の生き物は、地上の三大繁殖生物なんだそうです。