会社生活を駆け抜け(た)日々

55歳でひとまず会社生活に区切りを付けたその後の日々

自分の世界を持っているか

こんにちは、curiosです。


セミリタイヤに向いた人というか、社会生活を営むのにやや難がある人の共通点として、『自分の世界を持っている人』というのがあると思います。


私もそういうタイプで、自分の好きな景色をずっと見たり、街並みをずっと見ているだけで飽きません。そういうものを胸のなかに刻み込むのが好きなタイプです。


こういう人達はいったい何に向いているのか。少なくとも、社会のなかでの集団生活には向いていないと思います。恐らくは、なにを優雅なことを言ってるんだ、そんなことより手を動かせ、と言われるのがオチです。


こういう人達に向いたことは、ズバリ文章を書いたり、イラストを描いたりする仕事だと思います。私もそういうもので身を立てられれば、と思ったことがありました。


子供の頃は絵が得意で、よく入選しました。でもそれで身を立てるとなるとまた別の話になります。絵画で食っていくというのは、物凄い難しいことと聞きます。その人の持ってる才能、それを発掘してくれる人の存在、また時の運など、様々な要素が必要とされます。


また成功するまで決して諦めない、ある種の根気というか、粘り強さみたいなものも、不可欠と思います。


そう考えると、自分には到達出来ないぐらいの険しい道筋に見えます。まあ楽な道はない、というお決まりの文句が、ここにも当て嵌まるということになります。


会社員にしても、フリーランスにしても、そういう人生の過酷さからは逃れられないのが運命のようです。


本当に、人というのはいったいなんの為に生きているのでしょう?好きなことをして過ごせられれば最高なのですが、社会はそれを許してくれません。


私たちのような、自分の世界を持つ人間にとって、やはり最後に残された道筋は、セミリタイヤという選択肢に思えます。

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