会社生活を駆け抜け(た)日々

55歳でひとまず会社生活に区切りを付けたその後の日々

医療と国家の闇

こんにちは、curiosです。


会社で毎年実施する健康診断、若い頃は何処も引っ掛からなかったのですが、年を経るにつれ、肝機能やコレステロール値など、お決まりの箇所が引っ掛かるようになりました。


また血圧も、若い頃はむしろ低いぐらいだったのに、次第に上がり、いまでは血圧の薬を飲むようです。


肝機能やコレステロールに付いては、食生活の乱れが影響してると言われてもやむを得ない所です。30を越えたあたりから、ほぼ毎日晩酌をするようになりましたし、お酒のお供は揚げ物やチーズなどカロリーの高いものばかり。


血圧も、それに比例して高くなっていったものと思われます。ただ血圧については、仕事でのストレスというのもあると思われたので、先生に相談してみたところ、


『とにかくストレスを溜め込まないように』とか、


『体重を減らすようにして様子を見ましょう』などと要領を得ない回答ばかり。


自分は仕事や環境を変えるのが早いのでは?と思ったのですが、医者というのはそういうことには切り込まず、ストレスを溜めない、クヨクヨしないなどと言った抽象的な表現でお茶を濁すことしか出来ません。


本当は、この酷使型社会にメスを入れるべき立場であるはずの存在なのに、会社の職場環境については特に切り込まず、曖昧な比較論みたいなものに終始する、言ってみれば毒にも薬にもならない助言です。


健康診断も、あくまで自分の身体の具合を確認する機会、という程度に捉えてた方がいいと思います。だって世の中にこれだけの食べ物が溢れてる時代です。TVのCMも、お酒を美味しそうに飲み干すシーンばかり。もしコレステロールや肝機能の数値が問題なら、それこそ国を挙げてこれらの広告を規制すべきです。それらは野放しにして、コレステロールを上げないように、なんて、口先だけのアドバイスなんて説得力がない。


医療はやはり国家機関と密接な関係がありますので、システムを変えるような大胆な提言は出来ないと思います。国民のことを本当に考えているなら、この酷使型の社会をなんとかしよう、となるのですが、国家は国民のことを物を言う機械ぐらいにしか考えてないので、そんな寝言は聞かなくてもいい、とでも言ってるのではないですかね?


ともかく、私は健康診断の結果には一応は注意を払いますが、それほど深刻には捉えなくていいのではないか、と思っています。

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