会社生活を駆け抜け(た)日々

55歳でひとまず会社生活に区切りを付けたその後の日々

理想の女性について

バレンタインということで、過去の恋愛模様みたいなものを書いてみます。


私はすこしエキセントリックな雰囲気を持つ女性に惹かれてしまうようです。


以前に三嶋大社で出逢ったジプシーのような女性に目を奪われてしまった、ということを書きましたが、やはり三島のうなぎ屋で出逢った女性にも同様の感情を抱きました。


その人は一見して、『芸術家肌』でした。多分ピアニストか、バイオリニスト。勝手に決め付けていますが、そういう類いのオーラがありました。すこし眼付きがイッてしまって、狂気を内に秘めたような危うさを纏っていました。


どうも私は典型的な美人とか、おしとやかな和風美人などにはまったく心を動かされないようです。そういう人とすれ違っても、ああ、美人だな、というぐらいの感慨しか抱くことがありません。


それに引き替え、眼光の異様に鋭い人、狂気と現実の狭間を彷徨っているみたいな人が眼前に現れたら、それだけで心が異常に昂ってしまいます。この人の精神世界のようなものに触れてみたい、そういう衝動に駆られてしまいます。


私は満足な恋愛を経験して来ませんでしたが、それはそういう傾向(のようなもの)が邪魔をして、普通の出会いなどでは身体が反応しなかったからと思われます。身体が勝手に反応してしまうほどの経験こそが、その人にとって衝撃的な出会いといえるんじゃないでしょうか?


もっとも、そんな出会いはそうそうあるわけでもなく、もう56にもなりこの先そんなロマンスも生まれそうにありません。大多数の方々に於いては、普通の感性を持ち、普通の恋愛を経て健全に暮らしていくことをオススメします。

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