会社生活を駆け抜け(た)日々

55歳でひとまず会社生活に区切りを付けたその後の日々

セミリタイヤ側だからわかること

昨日からの雪で、関東地方は交通網が混乱し、かなりの人が影響を受けたと思います。


鉄道や、東名高速など主要な交通網は、正午から通行止めになるとアナウンスがあり、いままでとは対応が違うと思っていました。どうやらここ数年立て続けに起きている大雪による交通麻痺を懸念しての措置らしいですが、どうしてもいきなり感があり、ドライバーは対応に苦慮しているようでした。


246バイパスも、山間区間が通行止めになり、家の前の県道にトラックやバスが流れて来ていました。静岡と神奈川の県境は東名と246バイパスが主要な道路で、そこが遮断されると多くのドライバーが往き場を失います。



じりじりとしか進まない車列に、ドライバーのイライラが伝わって来るようでした。ですが夜遅くには解消したので、バイパスの通行止めも解除となったと思います。


明けて2月6日の本日、TVでは昨夜からの混乱ぶりを伝えるニュースが流れました。公共交通機関が混乱したことによる、仕事への影響を伝えていました。


なんでも八王子からやって来た人が、都内での仕事を見越して、カプセルホテルに宿泊したとか。スゴイ執念です。


と同時に思います。そんなことまでしてしなければいけない仕事なのか?混乱にさらに拍車を掛けているだけではないのか?相手方と交渉して、別の日を選ぶとか、取り敢えず様子を見るという判断は出来なかったのでしょうか?


こういう盲目的な勤勉さというのが、日本人に多いと思います。取り敢えず現場に行くという姿勢が大事、みたいな気色の悪いスタンス。そうすれば相手方もまんざらではないのでは?というニュアンス。


こういう日には、もう仕事は二の次にして取り敢えず混乱が収まるまで待機していること、そういう大らかな姿勢みたいなものが社会通念となるべきだと思います。


大体、こんなときに出歩いてロクなことはありません。例え仕事に燃えていたとしても、会社や顧客側の方で、まあちょっと息抜きでもして下さい、というような余裕を見せてくれるのが大人だと思うのですが。


セミリタイヤ側にとって、もう付いて行けない段階です。

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