会社生活を駆け抜け(た)日々

55歳でひとまず会社生活に区切りを付けたその後の日々

あいつを〇すんだよ、

会社生活をしなくなって久しいのですが、未だに嫌なことをしばしば思い出してしまいます。


過ぎたことを悔やんでもしょうがない、という意見もあるかと思いますが、それは正論ではありません。


自分が受けた仕打ちのようなもの、それによって自分のなにかが失われてしまった。犯罪とは行かないまでも、そういう行為に関しては、相手方も制裁を受けるべきと考えるからです。


私のなかで何者かが囁きます。


「あいつを〇すんだよ」、と。


『あいつ』は様々な場面で移り変わります。


新卒で入った会社にいたヤ〇ザ紛いの社員。


右も左もわからない自分に、『学生気分は早く卒業しろ』と吐き捨てた上司(そいつは最初の査定でCを付けて来ました)。


次に入った会社で自分を目の敵にして来たヤンキー。


そのヤンキーの子分でたかり上手のク〇ガキ。


人の悪い所を見つけるのが得意なはしたない人間。


お坊ちゃんのクセにケチで人に奢って貰おうとするタチの悪い同僚。


そして、人を陥れることになんのためらいもない、所謂犯罪予備軍に位置する連中。


これが、私が会社生活で出逢って来た面々です。


そのなかでも、私の耳にいちばん囁かれる名前は、新卒で入った会社に居たヤ〇ザ紛いの社員です。


「あいつを〇すんだよ」、


出来ることなら私もそうしたいです。そいつの居場所を突き止めて、自分の今後のことなど気にせず、一気にサバ〇バルナ〇フを突き立てたい、そんな衝動に支配されそうになります。


ですがそいつはもうこの世にはいないかも知れません。なにしろ人から恨みを買うことにかけては天下一品の存在でしたし。


まあこうやって、想像のなかで幾度も止めを刺して行く他なさそうです。

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