会社生活を駆け抜け(た)日々

55歳でひとまず会社生活に区切りを付けたその後の日々

キャンプ用品は必須だと、改めて思う

能登半島で起きた地震で、避難している方々の暮らしぶりが取り上げられています。


様々な物資が足りず、過酷な生活を強いられているようですが、取り分け冬の寒さがいちばんの問題となっているようです。


体育館などの建物では当然暖房は効きませんし、なかにはビニールハウスで寒さを凌いでいる方々も居られるようです。地面からの冷気を遮るための工夫が必要と思います。


いちばん手っ取り早いのは、段ボールだと思います。段ボールの間には空気が入っているので、厚く引けば冷気を遮断してくれます。また囲いとして使うことも出来ますし、思ったよりも保温効果は優れています。既に避難所ではプライバシーを守ることも兼ねて、段ボールで作った個室も据え付けられています。


避難所ではこのような取り組みが進められていますが、避難所に行きたくない人、なんらかの理由で避難所に行けない人は、こういった対処を自身で考えなければなりません。


私もどちらかといえば避難所ではなく、個人で対応したい方です。災害の状況にも寄りますが、出来るだけ家が可能なら家で、もしそれが不可能なら車ないしは野外で、避難生活を送りたいと思います。


私はここでも記事にしているように、キャンプを趣味としています。そしてキャンプ用品は、実は趣味だけでなく、災害時の避難生活に活用出来るアイテムでもあるのです。


もし家が崩れ落ちてしまったら、その横にテントを立て、そして家にある物資を消費しながら、取り敢えずは避難生活が出来ることになります。水も家に備蓄してありますし、それで米などを炊いて、缶詰をひとつずつおかずにして行けば、そんなに貧相ではありません。


そのためには薪をある程度は用意して置く必要があります。家では焚き火を時々楽しみますので、薪は常時積んであります。また、カセットガスも当然常備しています。


そんなこんなで1~2週間を乗り切ることが出来れば、やがては支援物資も届くことになるでしょう。ライフラインも、電気や水道だけでも復旧してくれれば、あとは普段とそう変わらない生活になると思います。


このように、キャンプというのは、趣味的な領域に留まらず、災害時の心強い味方にもなり得るのです。

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