会社生活を駆け抜け(た)日々

55歳でひとまず会社生活に区切りを付けたその後の日々

本当のエコカー

現在SDG’Sなどのこれからの環境に配慮したモノ作りが叫ばれていますが、ことクルマに関してはEV化一択となっています。


電気の力でモーターを駆動させれば温室効果ガスも出さないし、環境にも優しい。


それはそうなのですが、その電気を作り出す工程で、既に出しているということについては、みなあまり問題視しません。


またその電気を送電線を使って、国土に張り巡らしている。その間のエネルギーロスについても、じつは現場で燃料を爆発させた方が少ないのでは?という見方もあり、従来のエンジンカーの方が、じつはエコなのでは?なんて話も出ています。


ですがやはり化石燃料を燃やして環境を悪化させているという点では、ガソリン車の存在を正当化することは出来ません。日本のハイブリッド技術でどこまで燃費を向上させられるかにもよるのですが、本当に環境に負荷が掛からない程度にまで軽減することが出来れば、エコカーとしての存在価値はあるかと思います。


いま現在のいちばん燃費がいいクルマというとハイブリッドになります。ネットで見た燃費のいちばんいいハイブリッド車はトヨタアクアで、実燃費約26.0㎞/lとのことです。


これだけでも充分スゴいのですが、私的にはこれでも不充分だと思います。少なくとも、40㎞/lまでは落とせないかと思います。ここまで落とせば、EVに対しての正当性が充分に主張出来るように感じます。


私が所持しているホンダカブの燃費というのは恐ろしいものがあり、実燃費で70㎞/lです。50ccのエンジンは決して十分ではなく、公道での流れに乗るためにほぼフルアクセルのときもあり、かなり乱暴な扱いをしています。それでも70㎞/lを下ることはありません。


これが、もしエンジンに余裕があり、しかもハイブリッド技術を搭載したらどうなるかと考えると、空恐ろしいものがあります。排気量を150ccにして、アクセル開度を抑えるようにし、さらにハイブリッド技術を搭載すれば、ひょっとしたら幾ら走っても燃料が減らない、魔法のような乗り物が出来上がるかも知れません(いえ、本当は減ってるんですが)。


ひょっとしたらトヨタは、その魔法のような技術を、秘かに追求して、もうすぐ実用化する段階ぐらいに来ているんじゃないかと思います。


やはり日本の技術の真骨頂、そして生き残る道はそこにあるんじゃないかと思います。

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