会社生活を駆け抜け(た)日々

55歳でひとまず会社生活に区切りを付けたその後の日々

安心して下さい、誰も(日本に)興味持ってませんよ!

未だにTVやユーチューブ上では、外国人観光客に、日本の食べ物が美味しい、これが好き、などと、無理やり言わしているような気がします。


その度に気恥しくなるというか、もういいという気分になるのは私だけでしょうか?


そんなことをしていたってなにも始まらないからです。それよりも、日本に来て気になる点を挙げて貰い、それについて語って貰う、という方がよっぽど有意義だと思います。


まあ日本に来る外国人というのは、すくなからず日本には興味を持ってくれている、ということなので、まだ救いがありますが。


問題なのは、日本になんて興味がない、知りたくない、という国の存在です。


というか、一部の国を除いては、そんなに他所の国のことになんか興味がないのです。


いちばんその傾向が強いのは、やはり西側諸国といえます。スイス、ドイツ、オランダあたりから入って来る情報量がすくないというのは、そのまま日本への関心度が低いことの裏返しとも取れます。


スイスなんて、完全なる人種差別主義国で、面と向かっては出しませんが、東洋人は相手にされないそうです。ハイジで描かれたあの理想郷のような国は、その実排他的な側面も持っている、ということです。


フランス、イタリアなんかは意外と興味を持ってくれているように思います。フランスは異国情緒のようなものが好きなので、チョンマゲなどの日本古来の文化に自然と引き寄せられるようです。イタリアは、そのラテン気質がいい方に作用していると思います。多少の誤解はあっても、受け入れてくれるように感じます。


それとイギリスも、天皇制が長く続いているということで、日本にある種の共感を抱いてくれているように思います。イギリスも決して気さくなお国柄というわけではないのですが、王制、同じ島国ということで関心を持つ事柄が多いのでしょう。


ですが、基本は自分たちが『世界』だという信念は捨てていませんので、あくまでも対等という感はありません。遠くから、黄色い猿どもがなにかやっているぞ、面白いなぁ、ぐらいの感覚で見ているんだと思います。


だから、もういい加減猿のような『自慰行為』はやめませんか、ということを言いたいのです。

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